vol.20 【振り返り】フランスで出産 幸運続き
❀予定日5月19日の出来事❀
【 振り返り日記。】
予定日5月19日の朝、初産と言う事もあり、日にちが遅れるだろうと思い込んでました。
お昼過ぎ、いつも胎動が激しいのに、全然動いてくれない・・・
急に不安になり旦那さんに相談、すぐに病院に行こうと急いで掛かりつけの病院へ、
受付をして、モニタリング開始、特に赤ちゃんの心音に問題はないとの事で、旦那さんと胸を撫で下ろしていました。
5月19日15時45分頃----
そこからは二人で、「いつ来てくれるかな?明日かな?早く会いたいね」など話をしていると、あたしたちの会話に答えるように、急にお腹の中で 「パシャーーー」と風船が割れる感じと体から、水が出てくる感覚が・・・
すぐに看護婦さんを呼んで、いよいよ会えるのかと、緊張と、期待と、少しの恐怖が混ざり合った変な気持ち。
看護婦さんから、「ここからが長いので、旦那さんは入院の準備をお願いします」と荷物を取りに帰るよう、言われる。
自宅まで、往復 1時間半なので、すぐに荷物を取りにいってくれました。
16時15分------
私 「あれれ?お腹が痛い・・・看護婦さんお腹が痛いんですけど」
看護婦さんもビックリ、陣痛の感覚がものすごい勢いで短くなっている・・・
16時45分------
痛すぎて動けない、看護婦さんに助けられながら分娩室へ、まさかこんなに早く子宮口が全開になるなんて誰も思ってなかったらしく、麻酔の先生も、助産師さんも誰も準備が出来てない状態・・・
一番は旦那がまだ病院に戻れていない・・・旦那が来るまでは赤ちゃん少し待ってと願いながら、一人分娩室で、陣痛に耐えてました。
17h30分------
麻酔の先生到着、麻酔の先生もビックリ、もう何時産まれてもおかしくない状態、ナースにこんな事ありえない、早すぎると話をしながら、焦ってる様子がうかがえて、私まで不安に・・・麻酔注入、そして痛さに耐える、良く鼻からスイカを出す痛みと聞いていたが、私的には、大型トラックでお腹をぐりぐりされてる感じと勝手に思ってました。
17時45分------
麻酔が効きだした頃、旦那さん到着、真っ赤な顔の私を見て、「大丈夫?」とすぐ手を握ってくれました。
18時10分------
先生到着、子宮口も全開、赤ちゃんも降りて来て、麻酔も効いていたので、いよいよ出産!!!
先生「力んでーーーーーーーーーーー!!!!!!」
先生「もう1回力んでーーーーーーーーーーー!!!!!!」
先生「もう1回はいーーーーーーーーーーー!!!!!!」
3回の踏ん張りでポンと生まれた娘はなんと、卵膜に包まれたままで出てきました。
これまた珍しく、先生たちもビックリ!
「日本人だから?」
とみんなで話していたのを聞いて、そんな事あるかと心の中で突っ込みw
破水から2時間半と5分の出産!!!!
早速、親孝行な娘、隣で涙ぐむ旦那さん、夢見心地な私、本当に素敵な一日でした。
後で調べたところ、未熟児でない状態で卵膜に包まれて生まれてくる子はとっても珍しいらしく「幸帽児」と呼ばれるらしいです。
いろいろミラクルな娘、元気に生まれて来てくれてありがとう。
𓂃𓈒𓏸 この幸せが過去になっても忘れないように 𓏸𓈒𓂃